昔話(もとい伝説)の元ネタって知ってる?
昔話(もとい伝説)の一部には、元ネタ(雑学)が含まれてんだぜ!!
目次
1、桃太郎について
2、実は昔に目撃されてた!?あの生き物。
3、昔話の登場人物について。
1、桃太郎について
皆さんがご存知の桃太郎、最近ではauさんの桃太郎さんが有名じゃないんかなぁ。
さて、突然ですが質問です。皆さんは答えられますか?
鬼の正体はなんなのか?
旅のお供がなぜ猿・雉・犬なのか?
外国人が鬼だから? 昔は本物の鬼がいたから正体がなかった?
旅のお供にかわいいから?非常食にできそうだから?
まぁ断定できる答えはありませんが、有力視されている答えがあります。
(ちなみに外国人が鬼だと思えたっていう答えはあります。
ペリー来航の時、日本人は河童だの天狗だのと囁いていたらしいからね。)
1つ 鬼の正体
一説に温羅(うら・おんら)が元ネタではないかといわれています。
温羅
古代吉備地方(現・岡山)の統治者であったとされる。伝承上の人物。
渡来人で空が飛べた、大男で怪力無双だった、大酒飲みだった、等の逸話が伝わる。
目はらんらんと輝き、髭は生え放題だったと伝えられています。女や子供はさらい、自分に逆らうものは釜で茹で、城の近くを行く船を沈めたなどと好き勝手していました。
そんなことやってれば民衆から討伐してくれと大和朝廷にお願いするわな。
そこで大和から使わされたのが吉備津彦命(きびつひこのみこと)(桃太郎の元)。
温羅に矢を射り、目をつぶしたりして追い詰める吉備津彦命。
温羅が逃る時には、鳥や魚に化けるわざを見せて逃げるが、
吉備津彦命は同じように鳥や魚に化け捕まえてついに打ち首にされます。
しかし温羅は首だけになっても日夜声をあげ続けたとされたが、
吉備津彦命の夢に現れ、「私の妻に御釜殿の火を炊かせよ。そうすれば幸せが訪れる時は豊かに鳴り響き、災いがある時は荒々しく鳴るだろう。」と告げて、おとなしくなったそうです。
これをもとに桃太郎はできたのではないかという説があります。
詳しくは温羅伝説とお調べください。
2つめ、旅のお供がなぜ猿・雉・犬なのか?
これは簡潔言うと、
まず、鬼のイメージといえば、牛のような角があり、体色は赤・青・黄だったり、
虎柄のパンツをはいてますよね。
(そういえば最近鬼のパンツはいいパンツの歌は聞かなくなりましたね。)
そして次にイメージしてください。
虎柄のパンツ・牛のような角・猿・犬・雉・・・あれ?これって?もしかして?
そうです。わかりましたか?実はこれ干支なんです。
干支は
子・丑・寅・卯・辰・巳
午・未・申・酉・戌・亥の12種類からなっており、
別名十二支と呼ばれます。
画像がなくて申し訳ないのだが、これを円形に並べると、牛と虎(艮(うしとら)の方角)の対角線上に猿・鳥(雉)・犬がでてきます。だから旅のお供だったのです。